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反対の車線流れるラベンダー田中美佐子
サルビアの反対側の貴賓席田中美佐子
反対の出口へ誘う祭笛田中美佐子
虹立つや反対側に父と母田中美佐子
反対のプラットホーム蝉時雨田中美佐子
虹の反対明るき雨の山に降る谷原恵理子
向日葵の反対側で泣く少年谷原恵理子
雪渓の反対の峰白き竜谷原恵理子
反対よ真菰の脚の向き直す谷原恵理子
あきつ飛ぶ岸反対を一両車谷原恵理子
秋没日反対へゆくバス停に近本セツ子
カンナ緋に反対側で井戸を汲む近本セツ子
反対の出口に続き大花野近本セツ子
門火焚くその反対に深き闇近本セツ子
月涼し反対語などすらすらと近本セツ子
飛行機雲反対側に夏の雲千葉 隆
満月や帰りはいつもと反対に千葉 隆
盆帰省反対車線は流れ良く千葉 隆
反対の意見と交はす夜長かな千葉 隆
身に入むや反対の途も古希となり千葉 隆
秋葦簀猫反対から出てしまふ 同前悠久子 
さるすべり反対からはりべするさ 同前悠久子 
反対の為の論理や暑き秋 同前悠久子 
残暑激し探す料理屋は反対側 同前悠久子 
風船葛反対側はこちらかな同前悠久子 
綱引きや反対側に力持ち豊田静世
湖分ける反対側に大夕立豊田静世
遮断機や反対側に蝶渡る豊田静世
反対語埋めるパズルや夜の涼し豊田静世
乗り越しや反対ホームに月の船豊田静世
山脈の反対側の海清和中﨑啓祐
鉄砲百合差別反対デモの声中﨑啓祐
地球儀の反対側の砂漠朱夏中﨑啓祐
反対の埠頭出帆風死せり中﨑啓祐
ガリバーの反対の国蛇苺中﨑啓祐
反対のホームにすくつと立葵中島外男 
梅雨晴れやSL止まる反対ホーム中島外男 
夏山へ娘の反対おしきつて中島外男 
昼寝覚めからだの向きは反対に中島外男 
秋天や反対に見る天橋立中島外男 
ソーダ水まづは反対してみたる中田千惠子
賑やかな反対意見鳥の恋中田千惠子
反対の手中にありぬひよんの笛中田千惠子
反対に廻りて出会ふ秋の噴水中田千惠子
反対へ跳んで涼しき踊かな中田千惠子
秋鯖や反対側も同じ顔服部さやか
花野ゆく人の流れと反対に服部さやか
反対に回り始める踊りかな服部さやか
鏡には反対の顔秋惜しむ服部さやか
反対も世界の一つ秋の水服部さやか
雨上がる反対見れば虹の出て浜岡紀子
反対をされ流星となりにけり浜岡紀子
葡萄の種なくて反対言へぬなり浜岡紀子
がちやがちやの反対意見まぎらはし浜岡紀子
反抗と反対のすゑ榠樝の実浜岡紀子
順路とは反対へ跳ね道をしへ浜田はるみ
「反対」の団扇配られ爆心地浜田はるみ
鵜篝や反対側の闇の濃し浜田はるみ
母親は反対ばかり穴惑ひ浜田はるみ
踏切の反対側やカンナ燃ゆ浜田はるみ
猛暑なり反対求め水風呂へ深澤文子
遊歩道反対側はサイクルで深澤文子
極楽の水風呂暑さの反対深澤文子
初秋のブラジル行きも反対や深澤文子
反対も孫誕生で祝ふ秋 深澤文子
坂道の反対側の片陰り牧野洋子
反対の数多の声や原爆忌牧野洋子
反対の脚浮いたまま迎馬牧野洋子
反対の車窓に移る秋十和田牧野洋子
朝顔市反対側に団十郎牧野洋子
反対をのみ込み手折る紅き薔薇三島やよい
幼子のイヤ反対の眉に汗三島やよい
反対に去りにし友に虹の立つ三島やよい
反対の岸一面の彼岸花三島やよい
葬列の反対車線大夕焼け三島やよい
薔薇園の反対側の門閉ざす 宮本郁江
反対に回す歯車秋の暮 宮本郁江
シーソーの反対側に赤蜻蛉 宮本郁江
反対の鏡に映る聖樹かな 宮本郁江
反対に袖を通して初笑ひ 宮本郁江
反対のビルまで伸びて秋の虹村瀬八千代
反対の手足交互に盆踊村瀬八千代
綾取りの反対の指敗戦日村瀬八千代
反対の意見延々虫時雨村瀬八千代
反対の窓辺に届く月あかり村瀬八千代
壺花や反対を向く水仙花山下添子
反対の車線スムーズ盆帰省山下添子
反対の岸へ掛け声天の川山下添子
日の当たりたる反対の蜜柑山山下添子
着ぶくれて持つ反対のプラカード 山下添子
回されて反対へ行く西瓜割り和智安江
反対と言へずに崩すかき氷和智安江
葉の裏のででむし天地反対に和智安江
砂時計反対にして大夕焼け和智安江
大縄跳び反対に出て大海原 和智安江
反対語同義語調べ夏休み浅見 百
言ひ訳す反対意見の色眼鏡浅見 百
交番へ財布届けて反対尋問浅見 百
海の家反対色のパラソルを浅見 百
西瓜割り反対意見引込めて浅見 百
反対のシュプレヒコール花の中安達英子
まねつ子の安保反対柚子のアメ安達英子
暑き日や反対の声渦となり安達英子
七月の安保反対デモ遠ざかる安達英子
反対の立看板に夏の月安達英子
反対に靴履く幼な雲の峰あべあつこ
西瓜切る三女はなべて反対派あべあつこ
本心は反対にあり心太あべあつこ
混沌の反対の空夏燕あべあつこ
戦争は反対ですと蟻の列 あべあつこ
反対の方へ西瓜の種飛ばす新木孝介
反対なら挙手願ひます秋の蝿新木孝介
反対と言うて席立つ吾亦紅新木孝介
反対へ寝返り打てばおけら鳴く新木孝介
黄落の並木通りを反対へ新木孝介
反対の道路片陰みつけをり五十嵐孝子
反対の車線にジャガー梅雨明ける五十嵐孝子
夏休み孫とやり取り反対語五十嵐孝子
木下闇反対車線に救急車五十嵐孝子
ホームに立つ反対車両は銀座行き五十嵐孝子
夕焼けの反対側に母の家石井圭子
反対の文句あれこれ夏木立石井圭子
今朝もまた反対を向く百合二本石井圭子
反対の車窓にちらと夏の富士石井圭子
「反対」を鏡に写す原爆忌石井圭子
反対の窓も開けたる星まつり岩淵喜代子
反対と手の上がりたる蛍の世岩淵喜代子
反対と書くや涼しき白紙得て岩淵喜代子
反対とどこかで声や熱帯夜岩淵喜代子
揚雲雀空の反対側も見よ岩淵喜代子
生き方は夢と反対なる晩夏歌代美遥
人泣かす恋反対や姫螢歌代美遥
仏壇の桃海と反対を向き歌代美遥
空蟬と反対を見てゐる地蔵歌代美遥
戦ひは反対胸に敗戦日歌代美遥
反対もゐて一本の蟻の道宇陀草子
反対の態度保留や蟬時雨宇陀草子
粛々と反対意見白扇子宇陀草子
反対の罵声搔き消す日雷宇陀草子
炎天や「核」反対に署名す宇陀草子
縄跳びや反対まはし百を超え及川希子
反対の足からくぐる茅の輪かな及川希子
反対者パラソルかざしデモ行進及川希子
反対語競ひ合ひして夜長かな及川希子
反対側に別れ綱引く運動会及川希子
反対の道を巡礼袋掛岡本惠子
青梅雨や月の反対側も雨岡本惠子
反対の岸へ鯵刺一閃す岡本惠子
夜濯ぎを干す菜園の反対に岡本惠子
野球帽反対向きに行々子岡本惠子
反対に時をめぐらせ走馬燈尾崎淳子
空蝉を反対の手に隠したる尾崎淳子
反対の出口に出れば秋の虹尾崎淳子
林檎熟る反対側は闇の家尾崎淳子
反対より手の伸びてくる月見豆尾崎淳子
太陽の反対側の虹の橋鬼武孝江
二重虹反対側に誰の住む鬼武孝江
反対の岸からのぼる盆の月鬼武孝江
反対のホームで待つ人秋の色鬼武孝江
反対する理由もなく秋の風鬼武孝江
生身魂覚めて反対ごとを言ふ河邉幸行子
反対はきのふのはなし青芒河邉幸行子
うすうすと島の反対側の虹河邉幸行子
反対をいひ合ふあそび夏炉の火河邉幸行子
反対の川をながむし流さるる河邉幸行子
反対の方へ抜けたる芒原川村研治
反対はせずとも否定蟇川村研治
悲しみの反対側の白い虹川村研治
反対の意見封ずる蟬時雨川村研治
反対はなし賛成もなし極暑川村研治
夏路地に反対側の世界線木佐梨乃
国境の反対側は大雪渓木佐梨乃
サイダーの反対側に強き影木佐梨乃
夏休み親の反対蹴り飛ばす木佐梨乃
桜みて今ぞ反対意思示す木佐梨乃
一人だけ反対意見さんまの目木津直人
海底の反対にある秋日和木津直人
動きたり飛蝗と草が反対に木津直人
反対の世界があれば秋落暉木津直人
妻と夫反対同士月しづか木津直人
母と娘は反対の儘蝉時雨栗原良子 
コビットの地の反対に秋の天栗原良子 
文学に反対の無し身に沁むや栗原良子 
反対と決して云はず銀河かな栗原良子 
アンタスキ反対ノハンタイ秋立ちぬ栗原良子 
反対へ逸れてゆくのも喧嘩山車兄部千達
反対の山畑にも豆を蒔きぬ兄部千達
反対の路月光の中へゆく兄部千達
秋野へはまた反対の散歩道兄部千達
反対のホーム噴き上ぐる海南風兄部千達
夏休み自由課題は反対語小塩正子
反対のホームで手を振る日焼の子小塩正子
反対の隙間に逃げし油虫小塩正子
秋澄むや反対色の国旗揺れ小塩正子
紅葉狩反対車線はスイスイと小塩正子
反対の意見滔々秋時雨西方来人
反対のビルの屋上紅葉かな西方来人
反対の意見者と酌む新走り西方来人
反対の顔持つ夏の大河かな西方来人
登山帽反対の道下りけり西方来人
反対の手に持ち替へる大西瓜佐々木靖子
渋滞の反対車線夾竹桃佐々木靖子
反対側に小さな花屋テラス席佐々木靖子
反対は覚悟のふたり盆踊佐々木靖子
何もかも反対夫婦ところ天佐々木靖子
捩れ花反対に巻くもありにけり島 雅子
まへうしろ反対かしらアッパッパ島 雅子
反対側を近づいてくる白日傘島 雅子
夏シャツの反対の文字うすれをり島 雅子
星流る君に反対する度に島 雅子
反対の手で持つ西瓜将棋指島崎正彦
反対の岸の遠さや子鴨行く島崎正彦
反対を説く乙女の瞳玉の汗島崎正彦
青空に反対の声長崎忌島崎正彦
夕陽とは反対の空夜鷹鳴く島崎正彦
反対の声高らかに阿波をどり志村万香
冷房の反対で食ふカレー味志村万香
流灯会反対からも人の波志村万香
スイカ食ふ反対の頬膨らませ志村万香
鱧料理反対からも氷攻め志村万香
反対の車線に西瓜満載車新沢しんこ
鏡の顔左右反対朝曇新沢しんこ
反対論無言で示す冷やし酒新沢しんこ
反対の言持たぬ民沙羅の花新沢しんこ
反対を涼しき瞳もてかはす新沢しんこ
家途切れ反対側の片陰に末永朱胤
炎昼や反対側に出てしまふ末永朱胤
噴水の反対側にゐて会へず末永朱胤
反対に行けば泉に出でにけり末永朱胤
大空の反対側に夕焼尽く末永朱胤
反対の列車は浴衣の子を乗せて鈴木統子
反対を聞き入れぬ人の素足なる鈴木統子
反対を呑み込み西瓜のたねも呑み鈴木統子
反対のドアから夏の風逃げる鈴木統子
夏帽置き反対意見をとうとうと鈴木統子
反対に回つても会ふ蟻地獄高橋寛治
父と子と反対向いて西瓜食ふ高橋寛治
反対を育む惑ひ夜の秋高橋寛治
反対は虚数の世界蟻地獄高橋寛治
反対に書き短夜を回文とす高橋寛治
反対の空ゆく人や南吹く武井伸子
蓮の葉の反対側よりひるがへる武井伸子
反対の窓におしよせ青葉潮武井伸子
反対の道を炎暑がやつてくる武井伸子
反対のドアを開ければ花野かな武井伸子