今までの兼題

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第45回近江、淡海第46回時計第47回正座第48回手足
第49回引力第50回受信第51回凡人第52回書架・書棚
本棚・書庫
第53回進化第54回硝子第55回暗闇第56回猛犬
第57回坩堝第58回位置第59回青森第60回模様
第61回王様第62回四角第63回半島第64回懸垂
第65回全身第66回回転第67回珈琲第68回
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回転椅子回し夜寒に寄る辺なく高橋寛治
四方拝螺子の回転揺るぎなく高橋寛治
椿落つ回転しつつ流れゆく高橋寛治
春昼や回転椅子で待つ答高橋寛治
雪片のゆるく回転我へ寄せ高橋寛治
回転ドアの向かう枯葉道つづく武井伸子
解けはじめ氷は回転しつつゆく武井伸子
ぼろ市の夜空ぐらりと回転す武井伸子
枝先に回転の凧鳴りどほし武井伸子
吊し雛影もいつしよに回転す武井伸子
回転競技冬空を切り裂いて田中美佐子
淋しくて白鳥の首回転す田中美佐子
知恵の輪のするり回転春浅し田中美佐子
エンジンの高速回転春満月田中美佐子
三回転ひねり金魚の浮いて春田中美佐子
回転す本棚の奥銀河鉄道谷原恵理子
凧揚げて二十歳の空の大回転谷原恵理子
水仙峡灘渦潮の回転す谷原恵理子
回転しても円き猫なり暖炉燃ゆ谷原恵理子
回転す今川焼と春のバス谷原恵理子
金縷梅の回転しさう飛びさうな近本セツ子
水音に春の落葉の回転す近本セツ子
長針を回転させて西行忌近本セツ子
たんぽぽの絮は回転呼ばれをり近本セツ子
海界に春の夕日の回転す近本セツ子
羽生跳ぶアイスリンクの四回転千葉隆
回転や冬の星座の億光年千葉隆
回転する赤いランプや師走入り千葉隆
回転する独楽のごとくに人の途千葉隆
こどもの日回転木馬に抱つこして千葉隆
回転し珈琲カップ冬の遊園地同前悠久子
男の子投げて回転喧嘩独楽同前悠久子
百円玉回転させて炬燵かな同前悠久子
一拍で一回転して春隣同前悠久子
春の靴選ぶと店を二回転同前悠久子
凩へ回転ドアのあと一歩豊田静世
一枚の紅葉回転しつつ地へ豊田静世
洪水や回転してる水の星豊田静世
回転窓上げて牛舎の日脚伸ぶ豊田静世
回転椅子倒して抜歯山笑ふ豊田静世
回転椅子ゆつくり回し日向ぼこ中﨑啓祐
地球儀の海回転す春の虹中﨑啓祐
山笑ふUFOの螺子回転す中﨑啓祐
小春空ぼちぼち頭回転す中﨑啓祐
猫の子の己が尾を追ひ回転す中﨑啓祐
夕凪や回転止まる風力計中島外男
父と娘の回転木馬冬あかね中島外男
冬ぬくし白猫眠る回転椅子中島外男
冬の蠅回転窓の片隅に中島外男
ハンドルの回転軽し春近し中島外男
一回転して枯芝まみれなる中田恵支子
葉牡丹の回転軸の揺るぎなき中田恵支子
倒立の後の回転冬すみれ中田恵支子
日脚伸ぶ回転止まぬトゥシューズ中田恵支子
秒針の一回転ごと蝶生まれ中田恵支子
冬麗の回転ドアの向かう側服部さやか
石鹸玉回転しつつ生まれをり服部さやか
春雨へ開く回転扉かな服部さやか
回転の悪き頭で青き踏む服部さやか
花吹雪回転ドアになだれ込む服部さやか
回転を強いられて蛇穴を出づ浜岡紀子
さへづりや回転椅子の動き出す浜岡紀子
春愁やミラーボールの回転す浜岡紀子
たこ焼きのくるつと回転冬の月浜岡紀子
回転し模様見せあふ春小袖浜岡紀子
回転を強いられて蛇穴を出づ浜田はるみ
さへづりや回転椅子の動き出す浜田はるみ
春愁やミラーボールの回転す浜田はるみ
たこ焼きのくるつと回転冬の月浜田はるみ
回転し模様見せあふ春小袖浜田はるみ
回転を披露しわらべ春うらら深澤文子
斑雪あり回転ドアのさきあたり深澤文子
ウイルスでハワイ旅行は半回転深澤文子
はるうらら回転資金四苦八苦深澤文子
年かさね回転鈍る朝ぼらけ深澤文子
回転鮨のおもちや指さし泣初め牧野洋子
回転を忘れし水車春の夕牧野洋子
春光や回転木馬動き出し牧野洋子
回転ドアくるりと回り大花野牧野洋子
雪けむり蹴つて飛ばされ大回転牧野洋子
回転の水音ひびく代田かな三島やよい
回転を力に変へる春の水三島やよい
回転の後に現る苗の列三島やよい
夏牧場回転止めし草ロール三島やよい
冬の田に回転灯の点滅す三島やよい
冬空を回転させて観覧車宮本 郁江
うららかや回転椅子の下に猫宮本 郁江
小児科の回転椅子や春の空宮本 郁江
夕焼の回転木馬止まりけり宮本 郁江
夕暮の回転蔟軋みけり宮本 郁江
仕事始フル回転の山手線村瀬八千代
回転の止まつてしまふ冬日向村瀬八千代
針を置くレコード春の夜の回転村瀬八千代
そよ風にゆるり回転紋白蝶村瀬八千代
くりかへす回転さくら散り初むる村瀬八千代
子等の眼に回転独楽の綱渡り山下添子
回転の轆轤の土に春日差山下添子
鼓虫の舞ふ回転のワルツかな山下添子
漕ぎに出るボートいきなり回転す山下添子
声も飛ぶ回転レシーブ爽やかに山下添子
春眠をさそふ回転観覧車山本美帆
春の空女心の回転す山本美帆
蟻地獄砂ずぶずぶと回転す山本美帆
回転のピエロに添ひし春の影山本美帆
剣玉の回転まはす仔猫の目山本美帆
回転の独楽の心棒静かなり和智安江
地球儀を回転させて春を待つ和智安江
春の日をこぼし水車の回転す和智安江
彼岸の子へ千の回転風車和智安江
飛び込みの一回転や水に穴和智安江
桜咲く回転木馬は上下する浅見 百
大水車ゆつくり回転雪解水浅見 百
春耕や回転きしむ耕運機浅見 百
オリオンの宇宙ゆつたり回転す浅見 百
永き日の独楽の回転ゆつくりと浅見 百
寒がらす回転させる「BOSS」の缶安達英子
福引を回転させて使ひし運安達英子
初笑ひ回転椅子の切りもなし安達英子
初場所をにぎはす炎鵬回転す安達英子
回転させる摩尼車春ちかし安達英子
冬うらら回転木馬に子がひとりあべあつこ
雪女回転木馬の鞍濡らすあべあつこ
回転窓永久に鎖せる冬館あべあつこ
地芝居の舞台ゆつくり回転すあべあつこ
星冴ゆる回転ドアといふ魔界あべあつこ
回転し融け合うてゐる春の水新木孝介
桃咲いて回転軸の歪みけり新木孝介
そよ風の回転すれば風車新木孝介
春の夜の回転扉抜けてピザ新木孝介
行く春や夜空ゆつくり回転す新木孝介
回転し融け合うてゐる春の水五十嵐孝子
桃咲いて回転軸の歪みけり五十嵐孝子
そよ風の回転すれば風車五十嵐孝子
春の夜の回転扉抜けてピザ五十嵐孝子
行く春や夜空ゆつくり回転す五十嵐孝子
回転のあるかなきかの春の海岩淵喜代子
半回転ごとの地球儀春遅し岩淵喜代子
回転のかすかな地球蝶生まる岩淵喜代子
柊をこぼすや月の回転に岩淵喜代子
冬の水車回転軸を軋ませる岩淵喜代子
木枯や回転焼きの耳ゆたか宇陀草子
氷上に四回転の影舞へり宇陀草子
大氷柱回転止める水車小屋宇陀草子
建国祭回転寿司のうすきお茶宇陀草子
春うらゝ睡りを誘ふ回転音宇陀草子
回転ドア聖樹も人も体当り及川希子
枯木立回転木馬の軋み出す及川希子
スケーター回転をすべて決め及川希子
蔦縋る回転窓の半開き及川希子
二日はや回転木馬動き出す及川希子
輪転機回転続く神の留守岡本惠子
秒針の回転へまた雪蛍岡本惠子
廃園の回転木馬蛇出づる岡本惠子
円卓を回転させて蒸鰈岡本惠子
星雲回転いつ降りようか半仙戯岡本惠子
風花の回転ドアを通りゆく尾崎淳子
地吹雪に半回転しコンテナ車尾崎淳子
花吹雪花びらのみな回転し尾崎淳子
恋猫の三回転して着地せる尾崎淳子
天球儀少し回転麦青む尾崎淳子
回転す過去も未来も冬銀河鬼武孝江
冬星座プラネタリウムに回転す鬼武孝江
地球独楽二千回転春疾風鬼武孝江
ぶらんこの次は回転ジャングルジム鬼武孝江
風車また回転してまた止まり鬼武孝江
休業の貼紙回転ドアの冷河邉幸行子
回転のスキーヤーの負ふ雪けむり河邉幸行子
シュプールを描く回転地吹雪す河邉幸行子
涅槃西風回転窓のはためきぬ河邉幸行子
野に遊ぶ子は回転の虜なり河邉幸行子
焚火して回転せしめたる地球川村研治
回転が止まりし独楽の目覚めかな川村研治
春の星座を回転させてゐるピエロ川村研治
回転が止まり真つ暗雛の部屋川村研治
蒲公英は回転力をもらひけり川村研治
早朝の車の霜と回転音木佐梨乃
撞球に回転を付す春愁ひ木佐梨乃
万物の回転軸と為す春分木佐梨乃
回転のラップ・ビートとソーダ水木佐梨乃
葡萄棚ウイグル女子の回転舞 木佐梨乃
回転ドアごしの一枚冬景色木津直人
冬銀河回転軸に小さき穴木津直人
春寒し力尽のバスの回転木津直人
回転の車輪に揺られ大試験木津直人
回転し墜ちる塵あり安吾の忌木津直人
回転のいつまで遅日逆あがり栗原良子
回転も停まるキリコの春の宵栗原良子
穀雨突き汽車満身で回転し栗原良子
回転ドアに隙間無く春の雪栗原良子
回転する菓子の嵩増すうららかや栗原良子
暖炉の火回転する如強まりて兄部千達
山車くるりと回転させて路地に入る兄部千達
楓の実遠く飛翔の回転や兄部千達
春分や地球回転意識して兄部千達
南風強く風車回転続けさせ兄部千達
春疾風回転ドアは閉鎖中小塩正子
ルーレットの回転台に蜃気楼小塩正子
回転のただゆるやかに盆提灯小塩正子
煤払回転椅子の軋みたり小塩正子
回転の止まりて独楽の絵柄かな小塩正子
回転炉止めて支度の夜学生西方来人
回転ドア木の葉を抱き回転す西方来人
初山河回転椅子を窓に寄す西方来人
小兵に大兵回転初相撲西方来人
回転の卓を左右に新年会西方来人
回転木馬乗つてみようかお正月佐々木靖子
回転に見入る幼や五色独楽佐々木靖子
回転の王者は少年雪眼鏡佐々木靖子
スケートの回転試す女の子佐々木靖子
全開の回転窓や梅日和佐々木靖子
大空に回転させつ羽根を突く 志田恵美
寒の入り回転止まる耳の石 志田恵美
二十四時間の回転梅咲きぬ 志田恵美
回転の大いなる球体春隣 志田恵美
山の辺に雲の回転余寒あり志田恵美
回転ドア毛皮につづき犬通る島 雅子
回転の高まる音や冴返る島 雅子
回転椅子これも遺品に風信子島 雅子
回転木馬春のスカーフ靡かせて島 雅子
梅真白脳の回転追ひつかず島 雅子
初茜水上バスの回転す島崎正彦
春を待つ回転木馬静止せる島崎正彦
吹雪けども回転灯のラーメン屋島崎正彦
冬空を統べて鷗の回転す島崎正彦
万物の回転せむ春猫もまた島崎正彦
冬の夢回転ドリーム三十路かな志村万香
回転や雪景色見る観覧車志村万香
牡蠣鍋を回転させてひとつ食ふ志村万香
雪の花回転蒔いて川に消ゆ志村万香
平成は令和となりて回転す志村万香
氷上の四回転半風を立て新沢しんこ
暖冬に地球の回転軸ゆがむ新沢しんこ
回転の水車にはしやぐ春の水新沢しんこ
回転椅子の視野に一瞬牡丹雪新沢しんこ
回転を終へし木馬や春夕焼け新沢しんこ
回転をもう始めたる冬銀河末永朱胤
蜜柑落つすこし回転して止まる末永朱胤
回転ドア出て立ち尽くす枯野かな末永朱胤
歳月や独楽はみづから回転す末永朱胤
料峭や回転木馬の瞳は閉ぢず末永朱胤
水仙の抜かれて地球回転す鈴木統子
回転を競ひて蜜柑放る子ら鈴木統子
背に腹にストーブ前で回転す鈴木統子
子も花も回転木馬にさらはれて鈴木統子
春霖や回転木馬の瞳はみどり鈴木統子
短日や回転木馬は木馬追ひ鈴木まさゑ
一回転させて払ひぬ傘の雪鈴木まさゑ
ひとしきり回転したるいかのぼり鈴木まさゑ
猫の子のおのが尾を追ひ回転す鈴木まさゑ
土筆野に防災ヘリの回転音鈴木まさゑ